株取引はいつも冷静に

株で痛い目を見てもう取り返しのつかないことになってしまった方の話題をインターネットで見ることが多いです。もっと稼ぎたい、損を取り戻したいという気持ちもわかりますが株に関しては無茶は厳禁です。余裕資金で行なうことが第一条件です。

株の違反は損益関係なしに罰せられることも

株には市場の公平性を保つために厳密なルールが有り、それに違反をすると罰せられてしまうことがあります。
損益は関係なしに違反をしたという事実が重要であり、実刑を受ける恐れもあるので絶対にルールに反した取引はしては行けません。

株の違反行為として多いものとして、インサイダー取引があります。
これは内部情報を知りうる人間がそれを利用して、株取引で利益を上げることを指し市場の公平性を大きく阻害するものとなっていますから、個人であっても厳しく罰せられるものとなっているのです。
例えば決算の内容が良ければ株価は上がり、悪ければ下がってしまいます。
企業の内部の人間というのは決算の情報をいち早くつかむことができますから、決算発表の直前に好決算であれば買いを入れておけば、あるいは決算の内容が悪い時には直前で空売りをしておけば決算発表後にはほぼ確実に儲けることができます。
そのようなことをしていれば、市場の公平性は保たれませんからインサイダー取引は禁止されているのです。

次に見せ玉といったものもルール違反であり、約定をさせる意思のない注文を出すのは相場操縦として扱われるため禁止されています。
株は注文状況が板に表示されてみることができますが、買い板に大きな注文を入れておけばそれ以上下がらないと判断する投資家が買いを入れて、逆に売り板に大きな売り注文を入れておけばそこがネックとなって値が上がりづらくなってしまったりします。
このような市場の参加者を惑わすような注文は、相場操縦とみなされるため禁止をされているのです。
ただし、見せ玉は故意のものかあるいは約定させる意思があったのか判別がつきにくいものであるため、取り締まられにくいという状況になっています。